紅葉の中に碧く佇む「魔女の瞳」吾妻連峰の五色沼と、伊達屋の塩雲呑麺

ひと足早い紅葉を求めて磐梯吾妻スカイラインに行ってきました。

10月の3連休は関東では暑い日が続いていましたが、今週あたりからようやく秋の空気になってきたかなという感じですね。
ぼくは一足お先に紅葉のピークを迎えた福島の磐梯吾妻スカイラインに行ってきました。

事前情報で紅葉シーズンの磐梯吾妻スカイラインは浄土平駐車場まで大渋滞してしまうということを知って、ならば前日の夜に駐車場入りしてしまおうという魂胆です。
朝になって温度が上がってから一切経山方面のトレッキングルートを通って、素晴らしく美しいと評判の五色沼を拝んできたいと思います。

 

 

 

 

深夜の浄土平ビジターセンター

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16時に家を出て23時頃に浄土平駐車場に到着すると、同じ車中泊の人々の車が既に20~30台くらいは停まっていました。
紅葉シーズンは山の麓から浄土平ビジターセンターまで車列が続くという話なので、渋滞を避けるため同じことを考える人は多いですね。
以前は火山の通行規制で夜中は浄土平ビジターセンターまで来れませんでしたが、今は終日来れるようになっているということです。

 

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うっかり枕を忘れてしまいよく寝れませんでしたが、翌日はとても良い天気になっていました。
早朝の浄土平は思ったより車が来ていなくて、これなら朝到着でも良かったかなとも思いました。
しかし、深夜ずっと車を走らせて一睡もせずに登るのは危ないので、やはり遠方の僕は前日入りして仮眠が正解でした。

 

 

五色沼を目指して登山開始

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AM7:00 登山開始です。
登山口までの木道を歩いているだけで山の美しさが目に飛び込んできて素晴らしいです。

 

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浄土平から酸ヶ平を目指して蓬莱山と一切経山の間を登っていきます。
五色沼に行くには一切経山の直登ルートもありますが、そちらは火山性ガスの影響で現在は通行止めになっていました。

 

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長い石道や階段を抜けると酸ヶ平に出ます。
そのまま酸ヶ平を抜ければ鎌沼を周って浄土平駐車場に戻るルート、目の前の避難小屋を抜けて一切経山を登れば五色沼を見渡せる山頂に行けます。

 

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酸ヶ平避難小屋にはトイレもあります。
トイレをお借りしてひと休みしてから、裏のガレ場を登って一切経山の山頂を目指しました。

 

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ガレ場の中腹あたりで振り返るとものすごい展望が広がっていました。
山頂から下りてきたら、向こう見える鎌沼を抜けて駐車場のある浄土平ビジターセンターに戻ります。

 

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頂上に到着。一切経山は標高は高いですが車でかなり上までこれるので、子供でも簡単に登ることの出来る山です。
吾妻連峰は風が強いと言われていますが、この日もかなり風が強くて持ち物をうっかり放すと飛ばされそうなくらいでした。

 

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そして山頂から見下ろすと見えるのは、通称「魔女の瞳」と呼ばれる五色沼。
その瞳のあまりの美しさにしばし呆然。

 

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緑と赤と青、原色の自然の風景の美しさは写真では伝わらないと痛感します。

 

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光の加減なのか、見ているとブルーからエメラルドグリーンに変わっていく。

 

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足元はこんな感じなので、何か落としたら下まで転がっていってしまう。
五色沼の向こうにあるピークにも人がいたので、またいつか来たときにはあっちへも行ってみたい。

 

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晴れてたら景色を数時間くらい眺めていても良いくらい。でもちょっと曇ってきたので下山して鎌沼に向かいます。
山頂付近からだと吾妻小富士の火口が良く見えて、その下には駐車場待ちの長い車列が見えています。

 

 

酸ヶ平から鎌沼を経て浄土平へ

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再び酸ヶ平まで下りてきました。積んであるのは木道の資材か、新しくなっている場所はとても歩きやすかった。

 

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鎌沼の景色はまるで日本ではなくカナダとかのよう。
美しく澄んだ水をたたえる鎌沼は周囲のコースに休憩場所も多く、みんな休憩したりお弁当を食べていました。
僕も持ってきたパンをかじりました。

 

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蓬莱山の反対を周って駐車場に戻るルートに広がる湿原にはクロマメノキの実が沢山なっていた。
ブルーベーリーと似たような味で食べれるみたい。もちろん保護区域なので採っちゃ駄目だけど。

 

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ようやく駐車場が見えてなんか一安心、こっちのコースはぬかるんでいて歩きにくかった。
重そうなカメラ2台もぶら下げているので、すれ違う人に珍しがられて声を掛けられました。

 

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7:00に出発して戻りは13:00、大した距離ではないけれど、写真撮りながらの移動だったので時間かかりました。
予想通り駐車場は満車で凄いことになっていて、昼はレストハウスで軽食をと思っていましたが無理そうでした。
行動食を食べていたおかげで腹は夜まで持ちそうなので、軽く休憩してから今度は目の前の吾妻小富士の上に登ります。

 

 

吾妻小富士を散策

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ここは階段を登るとあっという間に火口に行けます。
普通の格好でも登れる公園程度の場所なので、観光客はほとんどこちらに来ていると思います。
せっかくなので一周してみようと歩き始めましたが、このすり鉢の上は細かい浮石ばかりで滑りやすいので注意です。

 

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雑誌などで有名な磐梯吾妻スカイラインのアングルは、この吾妻小富士の上から撮っていたようです。

 

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吾妻小富士の火口の反対側まで歩いてきました。
まるでどこかの惑星のような雰囲気。

 

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崖下を見下ろすと紅葉の森が広がっていて絶景でした。反対まで歩いてみて良かった。
しかし風が強くてかなり怖いです、もう少し強かったら命の危険を感じるレベルで。

 

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道幅こんなですから、風が強いと少し怖いです。

 

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今回一番気に入った写真はこの磐梯吾妻スカイラインの写真。
ピークは過ぎたと聞いていましたが、これでピーク過ぎとかなのでしょうか。情報戦だったのだろうか・・・

 

 

 

 

伊達家の塩雲呑麺

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僕はラーメンが好きなんですけど、実は喜多方ラーメンはちょっと苦手だったりします。
福島だとやはり喜多方ラーメンの店が多いのですが、ラーメンの中でも大好物のジャンルである中華そばの美味しいお店があるというので来てみました。

 

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この「伊達屋」はかなり並ぶお店のようですが、17:00の夜の部の開店前に名前を書いておいたらとても楽に入れました。
店内はカウンター数席とテーブル2卓でこじんまりとした感じ。
醤油、塩、味噌と揃っているので悩ましいけど、ここは塩が有名らしいので「塩雲呑麺」にしてみました。

 

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まるで澄んだ泉のような塩雲呑麺がやってきました。煮玉子はトッピングです。

 

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卵を練り込んだ細いストレート麺がとても美味い。
喜多方ラーメンばかりの福島でこんな美味しい中華そばが食べれるとは感激です。
スープもあっさりしていていながらも味が深く、まるで身体が欲していたかのように吸収されていきます。

 

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口の中で溶けるチャーシューは脂っこくもなく肉の味がじゅわっと広がる。
このチャーシューは凄い美味しい。1枚ではとても物足りないので、次はチャーシュー麺にしたい。

 

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ワンタンは海老が詰め込まれていてプリプリ。

 

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煮玉子は黄身が固めのしっかりしたタイプ、スープを口に含みながら崩していくのが美味しい。

この伊達屋は福島駅から北に約4km、車で15分ほど。
接客も味も最高で、ラーメン天国の関東で舌が肥えている僕にも大満足の味でした。

 

 

 

 

 

というわけで「紅葉の中に碧く佇む「魔女の瞳」吾妻連峰の五色沼と、伊達屋の塩雲呑麺」でした。
やはり東北の自然は素晴らしいです。私の家からだと高速代が高いのがちょっと痛いですが・・・
これから紅葉シーズンが始まってカメラマンには忙しい季節になりますが、手始めに訪れた福島が素晴らしい紅葉だったので大変良い旅程になりました。

今回使ったカメラの組み合わせはこちらです。
・5D4 + EF70-200mm F2.8L IS II USM
・α7II + FE16-35mm F4 ZA OSS
5D4で望遠と広角を付け替えれば荷物は減りますが、それはあまりにも面倒なので最近はこの組み合わせで持ち歩いています。
機材はもうこれがベストだと思っているので、あとはケースなどで持ち運びやすさを工夫できれば良いかと考えています。