ある日、翌日の天気予報を見たら晴天の予報だったので、以前より日の出の撮影を検討していた東伊豆風力発電所に足を運んでみた。
東伊豆風力発電所は熱川の下の辺りになり、家からだと3時間ほど掛かる位置にある。
日の出の時間から逆算すると、出発は午前2時くらいにしなくてはならない。
伊豆は私の家から行くのに高額な高速道路に乗るという選択肢がないので安く済むのだが、当然下道ばかりなので時間がかかってしまうのであった。
ついでに宇佐美にある「ふしみ食堂」に寄って朝ごはんを食べることにした。
早起きは苦手なのだが、色々と楽しみが増えたので楽しいドライブになった。
東伊豆発電所
国道135号を延々と南下して、伊豆アニマルキングダムの表示が出てきたら風力発電所は間もなくである。
登っていく道は整備されているものの、もし対向車が来たら離合が困難な場合もあるので一応注意。
午前2時に出発して到着は5時頃、あたりはすっかり明るくなってしまっていた。
日の出が4時半だったので、見るためにはもっと早く出なくてはいけなかったようだ。冬なら間に合ったのだが・・・
しかし雲がかなり出てしまっているので、どのみち写真的に希望に沿わない結果になりそうである。
ここの風力発電所は展望スポットにもなっているので展望台や駐車場、そしてトイレまであるのでありがたい。
伊豆には車1台が通れるか通れないくらいの細い道を登った先に開けた展望台があったりして、車じゃなくてバイクのほうが楽しいだろうなと思う。
特にオフ車があればかなり楽しめる土地なのだが、残念ながら私はバイクの免許を持っていないので車で行けるところしか行けない。
雲も多いし今日はロケハンのつもりで画角の観察などをすることにした。
眼下には熱川の町並みと、向こうには大室山も見える良いスポットだ。
邪魔なソーラーパネルは写らないようにしているが・・・
この場所は風力発電の風車が3基あり、何回か来ているのだが回っているのはいつも1基だけのようだ。
たまたまなのか、ローテーションしているのか・・・実際にどれくらいの発電量なのか、何世帯分の電気を賄えるのかとか知りたいものだ。
下にはプロペラが落ちているが何だろう。まさか予備なのだろうか。
相模湾の方を向けば伊豆大島が見渡せるロケーションが素晴らしい。
国道からすぐ登れて良い景色をみれるので、通りかかったらまた寄りたい場所だ。
日中も晴れていればかなり絶景だと思うが、私がここに来るときは何故かいつも曇っているのであった。
釣りの盛んな伊東港に立ち寄る
午後から予定があるので、残念ながら自宅の方向へハンドルを取ることにした。
最後に朝飯を食べる食堂の開店まで時間があるので、通り道の伊東港に寄ってみることにした。
まだ7時くらいだが、多くの人が釣りをしていた。
子供の頃は頻繁に茅ヶ崎の防波堤まで釣りに行っていたが、今は立入禁止の場所が多いようで気軽に遊ぶような釣りは不自由になった
。
伊東港も奥の方は立ち入り禁止って書いてあったが、柵などは無いので皆ガンガン入っていていわゆる自己責任というやつだろうか。
地元の家族連れのような集団は完全に昼のおかずを捕りに来てたようで、お母さんがガチ装備で釣りに勤しんでいて逞しさを感じた。
釣りを久々にやりたくなった一日だった。
伊豆スカ帰りのライダー御用達、ふしみ食堂
最近伊豆に来るたびに寄っている「ふしみ食堂」さんで朝食を食べた。
このあたりでは珍しく早朝から開いているので、伊豆スカ帰りのライダー御用達のお店ということだ。
この日は地元ごはん定食、あじの干物と刺し身。これで1000円とかなりお安い。
もちろんお味もとても美味しい。
私は魚介類の臭みが苦手で少しでも臭うと食べられないのだが、ここの魚は毎回骨をしゃぶるくらい美味しく頂いている。
ちなみにこれは別の日に食べたあじたたき定食で、これも非常に美味しかった。
普段コンビニ弁当ばかり食べていると食材への感謝が薄れてしまうが、こういう美味しいものを食べると畏敬の念が呼び覚まされていく。
ありがとう、アジ。ありがとう、コメ。
いつもトッピングで生卵を付けるだが、これだけで一杯いけてしまう。
これも別の日に食べたさしみ盛り定食。
あじたたき定食、さしみ盛り定食共に1300円なり。
というわけで「東伊豆風力発電所から眺める朝日と、ふしみ食堂の地元ごはん定食」でした。
東伊豆なら夜明け前に出発して日の出を拝み、そして朝ごはんを頂いて昼には帰宅できます。
私の家から手軽行けて、そこそこの旅情を味わうことができる伊豆は定期的に訪れていきたい。
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