夏といえば海と青空と緑の草木とB級グルメということで、伊豆の稲取細野高原に行って肉チャーハンを食べてきました。
ここ最近は伊豆にばかり行っている自分ですが、伊豆は何が良いかって自宅からだと有料道路代があまり掛からずに行けるからなんです。
長野・山梨方面ももっと行きたいけど、あちらは片道で3000円以上掛かりますので、よほどの目的がある時じゃないとなかなか行けません。
あっ、今日晴れてるな〜、ドライブ行くか〜って時は伊豆がとても気楽で良いのであります。
海水浴シーズンは135号が大渋滞するので行けませんでしたが、8月下旬になったのでかなり空いているだろうと思い、前から行ってみたかった細野高原に足を運んでみました。
広々としてて良い眺めでしたが、如何せん何もない場所なので、写真は同じような緑の原っぱになってしまいました。
伊豆半島の中の半島、稲取地区へ
8月の最後の週末はなかなか良い天気予報が出ていました。
熱川のちょっと先にある東伊豆町を目指し、朝6時に出発しました。
途中の宇佐美にあるふしみ食堂に立ち寄って地元ごはん定食をいただく。
早朝からこんな美味しいごはんが食べられる店が開いているのは本当にありがたいです。
満腹になって再び車を走らせること1時間ほど、東伊豆町の稲取地区が見えてきました。
伊豆半島にあるさらに小さな半島のような場所に、びっしりと建物が立ち並んでいます。
稲取細野高原のトレッキングコースを歩く
稲取地区を背に、高台にある細野高原へ向かいます。
狭い道を抜けて細野高原の第一駐車場に到着。ここに来るには離合が厳しい道を通りますので、車の場合は気を付けて通りましょう。
ちゃんとトレッキングコースがあるみたいなので、せっかくだから見晴らしの良い三筋山へ向かうルートを選んでみます。
どうやらあの山のてっぺんの一番右の風車を目指すらしいですね。
ちょっと手持ちの水分が不安なので、一度スポーツドリンクを買いに戻りました
とにかくバッタが多くて、歩く度にバッタがバサバサ飛んで行く。
所々に吹き流しがあるのは、パラグライダーをする時に風を読むためのようです。
伊豆は条件が良いのかパラグライダーを楽しめる場所が多くあるようです。
ずっと緩い上りだった道がいきなり急になった・・・25度以上あるのではと思うくらいの坂がずっと続く。
少し登っては休み、登っては休みを繰り返して進みますが、運動不足のせいで終始動悸が激しく心臓が破れるかと思いました。
2時間くらい掛かって三筋山の駐車場に到着。なんとここまでバイクで来れるので、バイク持っている人はスイスイ登ってこれますね。
トイレもあるのですが水道のないトイレなので、水分の補給は残念ながら出来ませんでした。
もう下りたい気持ちでいっぱいでしたが、この先が絶景ポイントらしいので山頂まで行くことに。
ここが・・・絶景ポイント・・・!
気持ちがいい眺めでしたが、登ってくるまで散々見てきた景色なのでさほど心は動かず。
暑さのせいで海の方が霞んでいますが、クリアな大気の日なら伊豆大島が見えて良い景観だと思います。
そのまま三筋山の山頂まできました。
ちなみに別ルートを使えば足で登らなくても車でこの風車の下まで来れます。
頂上の方の眺めはこんな感じで、右にあるベンチがさっきの絶景ポイントです。
中央にゴルフ場が見えてしまうのがやや残念ですが、太陽光パネルよりマシですね。見晴らしの良い場所でした。
しばらくまったりしてから来た道を戻ることにします。
下りは体力的には楽ですが、膝がとても痛くなりました・・・
ここは湿原らしいですが、こんなに生い茂っていると言われなければ分からないですね。
肉チャーハン発祥の店 かっぱ食堂
トレッキングも終わりお腹も減ってきたので、伊豆のB級グルメ「肉チャーハン」を食べに稲取地区に向かいます。
135号から降りて稲取方面に、まるで島の様な雰囲気です。
お目当ての『かっぱ食堂』に到着。
こちらは肉チャーハン発祥の店ということでテレビで取り上げられていたので、一度食べてみたかったのです。
肉チャーハン950円。とても美味しそう。
豚肉と野菜を炒めたものをチャーハンにかけた、いわゆるあんかけチャーハンという部類のやつですね。
今でこそ創作チャーハンは見慣れたメニューですが、当時はかなりハイカラな食べ物だったに違いない。
ビジュアル通りの、期待を裏切らない味でとても美味しい・・・
肉と野菜は甘辛く炒めらていて香ばしく、下のチャーハンはシンプルに玉子のみのもの。
チャーハン部分が全然脂っこくないので、普通の丼のような勢いで食べ続けられます。
下が普通に油っぽい炒飯だったら重いのではと心配していましたが、人気メニューなだけあって食べやすく美味しい一品でした。
ごちそうさまでした。
この辺りには他にも肉チャーハンを食べさせてくれる店があって、そちらも機会があれば行きたいと思います。
ちなみにかっぱ食堂の名前の由来は、ご主人の幼少の頃のあだ名がかっぱだったからとテレビで言ってました。
というわけで「稲取細野高原から見渡す東伊豆町と、かっぱ食堂の肉チャーハン」でした。
体力が無さすぎてちょっとしたトレッキングでも息が上がってしまいました。
今後は登山などもしてみたいと思っているので、これから頑張って痩せなくては!
と下りながら考えていたのに、30分後には肉チャーハンを食べていましたけどね・・・!
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