今回は夏の南風が爽やかな城南島海浜公園へヒコーキを撮りに行ってきました。
年間を通して北風運用の多い羽田空港ですが、夏になると南風運用の日もよくありまして、そうなると城南島海浜公園で迫力の着陸を見ることが出来ます。
航空機は離着陸時には多くの揚力を得るために向かい風を利用していて、空港の滑走路もその土地の風向きを計算して作られています。
羽田空港の場合は全部で4本の滑走路があり、南風の場合の着陸はB滑走路22とD滑走路23で運用します。
この22とか23という数字は北を0とした場合の滑走路の角度を表すもので、例えば南北にまっすぐの滑走があったと仮定した時に真北から航空機が離発着する場合のこの滑走路の名称は18、真南から離発着する場合は0となります。
で、南風運用の時に城南島海浜公園に行くとB滑走路に着陸してくるヒコーキが目の前で見れるってわけです。
いつもは空港の展望デッキに行って撮ってますが、夏の間は滑走路の熱で像が揺らいでどうにもならないんですよね・・・
ここなら像もクッキリ至近距離でたっぷり見ることが出来ますので、たま~に来たりしています。
城南島海浜公園
この日はバスで城南島海浜公園に到着。
バスで来る場合はJR大森駅か京急大森海岸駅から「森32」と書いてあるバスに乗って「城南島四丁目」で降りればOKで、他のバスに乗ったら駄目。
車の場合は駐車場は沢山有りますが休日は混みそうなので、早めに来て確保したほうが良いかも。
伊丹ほどではないですが広角レンズが楽しいヒコーキ撮影のスポットです。
すぐにワンワールド塗装の777がやってきました。
航空会社の多くは航空連合と呼ばれる組織に加盟しているんだけど、自社が加盟している航空連合の塗装を施した機体が大好きです。
今度はANAのスターアライアンス塗装の777が来ました。
これは羽田~伊丹便で、伊丹はこのJA711Aともう1機の同一塗装機JA712Aが運行していたと思います。
誘導灯に沿って着陸していくのを見送ったりもできます。
この角度から見るヒコーキはとてもセクシーで大好きです。
標準ズームでもかなり大きく撮れるので、機体の細部まで丸見えです。
787の特徴あるエンジンカバーは静音効果が高い形状らしいです。
フラップやギヤの仕組みが丸見えでよだれ出てきます。
777の片側6輪のギヤは重厚でかっこいいです。
羽田で目的も無く撮っていると便数が多いからキリがないです。
とりあえず今日の目的だったSIAのA350が降りてきたので、これを撮ったら適当に切り上げることにします。
A350はエアバス社の最新鋭機で、最近は羽田への便も増えてきています。
これはシンガポール航空ので、他にはベトナム航空もA350で乗り入れています。
JALもかなりの機数を発注しているので、デリバリーされるのが待ち遠しい。
翼の先のウィングレットの形が特徴的なA350。
着陸もゆったり降りてくるので、見てるだけで揚力を得る性能が高いのがよく分かる。
C滑走路で離陸する機体も目の前で見れます。
この日は東京湾の赤潮が酷かったらしくて海がとても臭かった。
曇り始めた空からANAの787-9が来たので、これを撮って撤収にしました。
エンジンとギヤとフラップ、これたまりませんね・・・
787の翼のしなり具合がたまりません。今までの中で最もセクシーな航空機だと思います。
樹利の玉子チャーハン
お腹が減ったので青物横丁にある「樹利」へチャーハンを食べに来ました。
ここのチャーハンはとても美味しいので良く来ています。
昔ながらの中華料理店って雰囲気。
僕は存じてないけど、以前は先代がいらっしゃったようですが現在は息子さんが鍋を振っている。
何食べても美味しいのですが、チャーハンが僕の好みなので結局いつもチャーハンを食べてしまう。
このシンプルなチャーハンが一番美味い。
しっとりとしていながら全然ベタついていない最高のチャーハン。
某漫画の影響でアホみたいに鍋を振ってパラパラにしてるつもりで飯を痛める店がたまにありますが、一番美味いのはしっとりサラサラのこういうチャーハンなのだと言いたい。
この米粒が喉を通る感覚が病みつきになる・・・ごちそうさまでした。
というわけで「城南島海浜公園で見る迫力のヒコーキと、樹利の玉子チャーハン」でした。
城南島海浜公園はバスの時間をちゃんとチェックして行きましょう。
あとフライトレーダーで運用状況も確認しておかないと、北風だったら1機も降りてこないので注意です。
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