あこがれの阿蘇の大地 大観峰からの絶景と、いまきん食堂のあか牛丼

 

 

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都井岬で野生馬との邂逅を果たした前回。
宮崎県最南端での有意義な一日を終え、再び九州縦貫自動車道へと戻り熊本を目指す。

目指すのは九州が誇る絶景スポット、大観峰である。
お決まりの行楽地ではあるが、行きたい場所ならベタだろうが何だろうが行くべきなのだ。

しかし混むのは嫌なので、得意の深夜移動で現地に乗り込み、仮眠しつつ朝を迎える事にした。

いざ憧れの地、阿蘇へ。

 

 

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大観峰の夜明け

大観峰の夜明け

いざ走り出してみると宮崎の最南端から大観峰までの道のりは思ったより遠く、途中のサービスエリアで少しばかり仮眠を取ってからの到着となった。

それでも夜明け前には大観峰駐車場へ着くことができ、多くのカメラマン達と肩を並べながら日の出を撮影したのだった。

 

 

大観峰展望台

大観峰展望台からの風景

完全に日が昇ったところで、駐車場から歩いて10分程の展望台へ向かってみることにした。

ここから見る山並みが釈迦の寝姿に見えるということから、大観峰と呼ばれるようになったとの話だ。

ただ、自分はこれがお釈迦様に見えるかと言われると、、、であるが、絶景であることに間違いはない。

 

 

大観峰展望台

思い描いていた阿蘇そのままの風景

この日はゴールデンウィーク中ではあるが、カレンダー上は平日なせいか予想より空いていたので周りやすかった。

大観峰周辺はまさに思い描いていた「阿蘇の風景」そのもので、起伏に富んだ草原が遥か彼方まで広がっている。

この草原は野焼きで維持されているというが、野焼きを止めるとあっという間に森になってしまうというから驚きだ。

 

 

阿蘇吉田線

阿蘇吉田線からの風景

この日は念願とも言える阿蘇周辺のドライブも満喫できた。

広がる草原と青い空、のびのびと草を食べる牛や馬、何もかもが素晴らしい景色だった。

だが、未だに残る熊本地震の爪痕も痛々しく、復興は進んでいるものの昔のような景色はまだ見ることが出来ない。

 

 

 

 

いまきん食堂

いまきん食堂のあか牛丼

昼食はあか牛丼の名店「いまきん食堂」へ。

いまきん食堂への訪問は旅行の目的のひとつでもあり、かなりの行列を覚悟しての来店である。

普通に昼時に来店すると3、4時間は並ぶとの話だったので、それならと朝8時から並ぶことにした。

当然一番先頭を獲得したのだが、タッチの差で次々に人が並んでいくのには流石に驚いた。

有難いことに混雑時には繰り上げて開店してくれるようで、1時間早めの10時に入店することができた。

 

 

いまきん食堂

阿蘇の名物あか牛丼は噂に違わぬ味

念願のあか牛丼は見た目通りの柔らかい牛肉が非常に美味だった。

柔らかい肉と相性の良いタレ、味噌、わさびと、味を様々に変えながらあっという間に完食してしまった。

人が並ぶだけあって流石の味だったが、私のような暇人ならともかく、家族連れが数時間も並ぶのはさすがに辛いだろう。

阿蘇周辺には他にもあか牛丼を提供する店があるので、そちらも候補に入れても良いかもしれない。

 

 

 

 

 

 

草千里ヶ浜

広大な草千里ヶ浜の風景に圧倒される

昼食後は草千里ヶ浜まで足を伸ばしてみたが、駐車場も難なく確保でき、意外なほど混んではいなかった。

草千里ヶ浜は完全な観光地なので人が多く集まる場所である。

しかし車さえ停められれば目の前は広大な草原なので、他人との間隔も広く伸び伸びと過ごすことができる。

 

 

熊本地震の爪痕

熊本地震の爪痕が痛々しい山容

せっかく草千里ヶ浜まで来たのだからと、阿蘇山上広場まで足を伸ばすことにした。

平時であればここからロープウェイや有料道路で火口付近の絶景を見に行きたいところだが、現在の阿蘇山は噴火レベルが上がっているため規制がかけられていた。

阿蘇の山々は未だ震災の傷跡を多く残しており、私が生きている間に昔のような風景に戻るのだろうか。

 

 

阿蘇吉田線

阿蘇吉田線は牛の放牧が見れるスポット

この日走った阿蘇の景色の中で一番気に入ったのが阿蘇吉田線の道中にある放牧地域だった。

方角的に夕陽も拝めそうだし、何より牛がのんびり過ごしていて大変に良い。

駐車スペースもあるので阿蘇散策の〆はこの場所にすることにした。

 

 

阿蘇吉田線

阿蘇吉田線から阿蘇市を見下ろす

阿蘇市を見下ろす高台に位置するこの場所は吉一牧場というらしい。

一頭が動くと皆が続いて移動し始めたり、顔を合わせて何か話し込んでいるようだったり。

ここで過ごす牛を見ているだけで楽しかった。

 

 

阿蘇吉田線

とても良い環境で過ごす牛たち

時間の流れの緩やかなこと、この上ない。

若い頃は旅行や風景など興味を持たなかったが、思えば勿体ない事をしたものだと今になって思う。

だが、この楽しみに気が付かずに一生を終えなかっただけ良かったと、考える事にしよう。

 

 

阿蘇の夕陽

阿蘇の夕焼け

夕陽を見送ったところで、長らく滞在した阿蘇を後にすることにした。

この時間まで牛たちが草を食べていてくれたので、私の中で思い出深い写真を残すことが出来た。

まだまだ見ていない場所は沢山あったのだが、それはまた次の機会に楽しむことにしよう。

 

 

あそ火の山温泉どんどこ湯クマの子温泉

温泉とセットで2000円の焼肉定食が豪華で衝撃

街まで下山したところで夕食と入浴を兼ねて「あそ火の山温泉どんどこ湯クマの子温泉」に立ち寄った。

入浴と焼肉定食のセットが2000円とお値打ちだったのでお願いしたところ、思いのほか上等な焼肉定食が出てきたので驚いてしまった。

お風呂も広くてサウナも気持ちよく、阿蘇での汗を綺麗に流すことが出来た。

豪華な焼肉定食と気持ちの良い温泉で満足したのも束の間、次の目的地を目指して阿蘇の地を後にした。

 

 

 

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阿蘇の大自然を堪能した後は再び南下し、有名な観光地である高千穂峡へと向かう。

高千穂峡は写真では何度も見ているが、行くことの出来ていなかった場所の一つだ。

その後は再度熊本県に入り、やはり有名な観光地である通潤橋へと向かう。

この二箇所は阿蘇での予定が停滞したら取り消すつもりだったが、この九州旅行は天気に恵まれ順調だったので行けることになった。

行程の柔軟な組み換えも車中泊旅行ならではの利点、今回もその恩恵をうまく利用できている感じだ。

まずは高千穂峡の近くにある「道の駅高千穂峡」にたどり着き、食事と温泉で今にも寝そうになっている身体を休めねばなるまい。

いざ神話のふる里、高千穂へ。