紫陽花が見頃だったので鎌倉をぶらぶら散策してきました。
色とりどりの紫陽花で有名な長谷寺は満開でした。
鎌倉の紫陽花といえば有名なので皆さんも御存知かと思いますが、今までこの時期に鎌倉に行ったことがありませんでした。
紫陽花の咲くお寺はシーズン中はとても混雑してしまうので敬遠していたのですが、今年は平日に行ける時間が取れたので重い腰を上げて行ってみました。
長谷寺
8:00の開門に合わせて並ぼうと思っていたのですが、近場の鎌倉だからと油断して寝坊してしまい、長谷寺に到着したのは朝8:30くらいでした。
平日の早朝だと言うのに既に結構な人出で、休日は相当に混むという話です。
境内にはよく手入れされた紫陽花の鉢が置いてあって目が和みます。
ちょうど良い時期なのもあって非常に綺麗な状態でしたね。
長谷寺の一番山側、観音堂の奥にお目当ての紫陽花の群生地があります。
ここは「アジサイの径(こみち)」と呼ばれており、ネット上にもたくさんの写真がアップされている場所です。
散策路に入ると満開の紫陽花たちが出迎えてくれます。
山の斜面に沿って遊歩道が設けられていて、紫陽花を見ながら散策が出来るようになっています。
写真を撮っていると後ろの人が丁寧に止まってくれるので、逆にゆっくり撮れないという・・・気にせず追い越して下さい。
しかし、平日でも団体などで結構混んでいたので、休日だとどうなってしまうのか考えただけでも恐ろしい。
見晴台で休憩。晴れていれば由比ヶ浜と三浦半島を一望できる場所ですが、この日はこんな天気でした。
もっとも紫陽花を綺麗に撮るために雨を狙って行ったんだけど、この日は残念ながらお呼びでない太陽がたまに覗くような曇り。
天気は思うようにいかないものです。
長谷寺はあじさいだけで40種類以上、約2500株が鑑賞できるとのことです。
紫陽花だけでなく他の花も楽しめるお寺です。
長谷寺は初めて来たけど見事すぎました。
当然のことながらシーズン中はとても混み合ってしまうので、平日の午前中に来れるようならまた来年も来てみたい。
10時近くなってかなり混み合って来たので、鎌倉方面に移動して他の場所も見学することに。
明月院
せっかくなので、同じくあじさいが有名な明月院にも寄ってみました。
最寄りの北鎌倉駅を降りると、たくさんの人の行列が明月院に向かって歩いていました。
北鎌倉駅は明月院に向かう人で混み合っていましたが、来てみると動くのに不自由はない程度でした。
休日はとても動けないくらい凄いらしいので、可能なら平日に訪れるのが良いです。
紫陽花は長谷寺のように色とりどりの品種ではなく、大部分がこの青い花をつける種類のもので、満開の時行くと一面真っ青な美しい光景を見ることが出来るようです。
ただ私が行った時は花はまばらで、今年はちょっと遅いのかな・・・・
花が少ないせいか剪定もあまりされていなくて、見た目の美しさでは長谷寺のほうが遥かに美しかった印象でした。
東慶寺
明月院でモヤモヤしてしまったので、帰り道の東慶寺に寄ってみたら、ここは人もそれほど多くなくて良い雰囲気でした。。
あじさいも有名な場所に比べると多くはないけど、とても綺麗に咲いていて素晴らしかった。
花の種類が多いお寺ということで、他のシーズンにもぜひ立ち寄ってみたい。
奥にある苔生した墓所は静かな雰囲気で、まるで山奥にいるような感覚を楽しめました。
イワタ珈琲店の名物ホットケーキ
今日のお楽しみ、鎌倉駅にあるイワタ珈琲店に来ました。
ここはホットケーキがとても有名で、前々から来てみたいと思っていました。
さすがに休日は混んでそうなので遠慮していたのですが、この平日はお昼時でも結構空いていたのでラッキーでした。
座りたかったテラス席に案内してもらえました。
古き良き時代の喫茶店という感じで、この雰囲気は老舗にしか出せない貴重なものです。
このお店で一番有名なのはホットケーキで、このビジュアルを見たことある人も多いんじゃないだろうか。
焼くのに20~30分ほど掛かるので、入店時にホットケーキを注文するかどうか聞かれます。
表面はカリカリ、中はしっとりと。
意外にも甘い味付けがされており、ケーキ生地の密度も高いので、かなり食べごたえがありました。
隣の席の女性の方々も注文してましたが「結構な量がありますのでお二人でお分けしていただくことも出来ますよ」と親切に説明されてたのも納得。
とても美味しいです・・・!
ホットケーキ自体に甘みがあるので、シロップはかけないくらいが私には丁度よかったかな。
ここのはいわゆるホットケーキミックスのホットケーキとは全く違うものなので、ロイホのホットケーキの様な味を求める方には向かないかもしれないですね。
私はどちらも好きですけど。
というわけで「超満開だった鎌倉・長谷寺の紫陽花と、イワタ珈琲店のホットケーキ」でした。
今回使用した機材は、「5D4」「EF100mm F2.8L Macro IS USM」「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」「EF24-70mm F2.8L II USM」で、ほとんどが35mmと100mmで撮影してたので、24-70mmは数回しか使いませんでした。
やはり単焦点での撮影は楽しいですね。
ズームは諦めきれない画角の時だけ使いましたが、撮るだけで結局使わない写真ばかりでした。
余分なレンズを持ち歩くのは体力を消耗するだけなので、今後は出かける前のレンズの選定能力を上げていきたいものです。
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